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こんばんは。男澤です。
最近冷え込みがすごいですね。
みなさん、身体には気をつけてください。
(私も最近少し体調がよくないので、用心しています)
さて今週の書評ですが・・・
中村天風の生きる手本(宇野千代氏の著書)をよみました。
人生の目的を暗中模索しているなかで、人生の真理というのを早い段階で
つかむためのヒントを得るために読みました。
正直この本を読むのは骨が折れました。
ページ数は大したことはないのですが、内容がまだ私には難しく、
理解するに苦労しました。
この本は、「生きるとは?」「幸せとは?」など人生をとく哲学書でしたが、
私はこれまで「セールストーク」「○○のやり方」・・などノウハウ本ばかり
読む傾向がありこういった考えさせられる書物はあまり読んだことが
ありませんでした。
私の書評は、自分なりの解釈ですので、もしかしたら間違っている
能性もありますので、みなさんでも読んで自分なりの意見を考えて
みてください。(その際は感じたことをガクログに書いてくださいね)
この中村天風という方は、1876年東京うまれ。
日露戦争の軍事探偵として活躍し、その当時は死病とされた肺結核を
患ったことをきっかけに人生の真理を求め、ついに
「心と身体の健康法」を見出し、真に生きがいのある人生とはなんたるか
という人生哲学を確立されました。
この本では、生きることの本当の意味、幸せの本当の意味について
深く考えさせられます。
あまりに深すぎてこのブログで全てを書くことはできませんので、
とくに興味深かったところだけをご紹介したいと思います。
「死なずに生きていることに感謝を」
中村天風は、軍事探偵になり、肺結核を患うまでは何不自由ない生活をし、とくに欲求もなく“不幸せ”ではない人生を送っていました。
しかし、肺結核を患い(この当時は肺結核になった患者は死ぬ運命にあった)人生に絶望していた。
しかしあるインドのヨガ聖者との出会いが彼の人生、考え方を変えた。
人生の最大の目的は「エレベーション」(魂を高めること)。
しかし、天風は、生半可に近代文明に触れた、これまでの凝り固まった思考をもっていた。病にかかったことも天や神(造物主)を恨んだ。
そんな天風にヨガ聖者は言った。
「生きているからこそ苦しい。生きているからこそ病にかかることができる。
なぜ生きていることに感謝しないのだ。」
「お前の生き方が間違っているということを諭すために、
造物主が慈悲の心で病にかけたのだ」
「病はただ身体が病なだけだ。なぜ心まで病にする必要があるだろうか。
心が元気であれば、身体も元気になっていく」
身体が弱れば、精神(心)も弱りがちになるのが人間です。
しかし、どのようなときも、どれだけ心を強くもつか、清く正しい心をもつかが
健康であることの要であると書いてありました。
今の世の中は、ものに溢れ、とくに日本の場合は比較的裕福な方が多いと
思います。
最初からあまりに満たされた状態だと、日々の様々なことが当たり前化
してしまい、感謝をするという感覚さえもなくなってきます。
そして、不幸せではないものですから、とくに自分の人生について
深く考えることもなく、ただ一日一日を流れに任せて生きている方が
大半だと思います。
「生きていることに感謝する」
「朝が来たことに感謝する」
「夢があることに感謝する」
みなさんはこのようなことを意識して毎日を生きていますか?
私はこれまでそのような感覚さえもありませんでした。
どうしても「あたり前」という意識があったと思います。
私はまだまだ人生の真理なんていえる立場でもないですし、
わからないことのほうが大半です。
しかし、少なくともこの本から
「今私がどれだけ幸せなのか?」ということを認識させられ、
「全ての事象に感謝する」ことの大切さと必要性を学びました。
またその心の持ちようは身体にも影響を及ぼし、よいスパイラルを
生み出します。
現在の自分の存在という幸せに気付かないことこそ、
“不幸せ”なのではないでしょうか?
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