<<《サポーター》私の活動・近況>>順境と逆境
原田です。
前回の書評の投稿文の最後に、「自身の輪郭をはっきりさせる」という表現を使いました。今の自分には、これが最もやらなくてはいけないことだと感じています。
イギリスのフランシス・ベーコンがこんな言葉を残しています
順境の美徳は節度であり、逆境の美徳は忍耐である。
自身のこれまでの人生を振り返ってみても、まだまだ本当に「逆境」と呼べるものにはぶち当たっていません。どちらかというと「順境」の中を生きてきました。そしてまだ、その「順境」に甘えている自分がいます。
この状況を変えるために、最もやらなくてはならないことが、「自身の輪郭をはっきりさせる」ことではないかと思います。
例えば自分は、普段の仕事の中で、様々な知識や情報を得ています。得ることそのものは決して悪いことではないと思います。しかしながら、人は不思議なもので、知識や情報をたくさん取得し始めると、最初はいい意味で自信を持つことができるのですが、それが行き過ぎて、過信し始める。過信すると、周りに対して傲慢になります。
例えば自分は、今、非常にいい環境で仕事をしています。もちろん、いい環境で仕事をすることは悪いことではないのですが、いつしかそれが当たり前になり、そこに甘えて怠慢になります。
順境の中で「節度」を持つには、何事にも行き過ぎないこと、つまり、自信の輪郭をはっきりさせ、それを超えないように努めることではないかと思います。それができれば、自然といつも、謙虚な姿勢で、人には敬意を持って接することができるのではないかと思います。
順境の中で自分を律すること、これが「逆境」に立たされたときの忍耐に通じるものだと思います。
「順調な道をしっかりと進めない人が、逆境に立ったとこで耐え切れるはずがない。」
大学時代に、自分が尊敬するある友達に言われました。ただ、その時の自分には理解できませんでした。
大学時代の自分が考えていた「逆境」は、今考えてみると「逆境」と呼べるようなものではありませんでした。まだまだ甘かった、それにやっと気づき始めた今の自分も、まだ甘いようです。
Posted by 原田俊一郎 2007.12.16 13:57:58
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