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制限≠束縛感
今回のテーマは『制限≠束縛感』です。現在の社会は変化に応じて法の整備が進み、
多くのものが制限されています。
年齢制限
時間制限
速度制限
アクセス制限
利用制限
・・・etc
以上のような「○○制限」という言葉を見たり、聞いたりして
どう感じますか?
おそらく、身動きが取りずらくなるような束縛感を受けると思います。
現在社会は制限ばかりで生き苦しいと感じている人もいるのではないでしょうか?
しかし、それって本当に生き苦しいものなんでしょうか!?
例えば・・・
「考えてください!」という課題が与えられます。
って何を?
何を考えたらいいの?
ってなりますよね?
そこで、「若者の早期離職問題」について考えてくださいという
制限をつけます。
すると、「若者の早期離職問題」について考えるという
ある程度の方向性がみえてきます。
さらに、その制限に「60分」でそのテーマについての考えを
「原稿用紙に書きなさい」という制限を加えます。
「若者の早期離職問題」、「60分」、「原稿用紙に書きなさい」の
3つの制限が加わることによって、当初よりももっと考える方向性が
決まったのではないでしょう?
「若者の早期離職問題」について知っているキーワードや情報を
紙に書く時間に5分、それらをもとに文章の構成を考えるのに10分、
残りの時間を原稿用紙に書くことにあてる。
・・・という風に方向性がみえてくるのです。
ただ「考えてください!」という課題に対して、
「自由」と感じるのは最初だけで、最終的には「不自由」になってしまうのです。
実は制限を加えることは「狭める」という意味ではないのです!

以下、『アイディアを10倍生み出す 考える力』 〜齊藤 孝 氏〜の
文章を引用しています。
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制限を加えることで、可能性を広げていくいい例として、
『DEATH NOTE デスノート』というコミック作品があります。
(原作:大場つぐみ / 漫画:小畑健 / 集英社)

「デスノート」とは、死神が持っているノートで、
これに名前を書かれた人間は死ぬ、というものです。
このノートを主人公である夜神月(やがみらいと)が使って、
世の中を変えようとする物語です。
でたらめな設定なのだが、作品は非常に面白く、
優れたもので、累計1500万部以上も売れ、映画化されるほどの人気を得た。
作品を面白くした一因は、このノートの使用法に厳密なルール、
つまり制限があることです。
例えば・・・
・このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。
・書く人物が頭に入っていないと効果はない。
ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない。
・名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くと、その通りになる。
・死因を書かなければすべて心臓麻痺になる。
・死因を書くとさらに6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。
などです。
つまりノートが万能でないからこそ、さまざまな状況や必然が生まれ
物語が自然と展開していく。主人公である夜神月はノートとその力を使って、
警察や世界的天才探偵L(エル)と息詰まる頭脳戦を繰り広げることになり、
作品の完成度はまれに見るものになった。

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以上は、制限を加えるということは可能性を広げていくことなのです。
制限があることで、いま何をしなければならないかと考えることができます。
就職すると「納期」という制限があります。
何時いつまでに何々をしなさい・・・
同じように「納期」と聞くと、束縛感を受けてしまいます。
しかし、これも可能性を広げるチャンスなんです!
まず、納期をしっかりと守れば、周りの人から信頼されます。
さらに納期前に仕事を仕上げると、こいつは「できるやつ」だと思われ、
また仕事を与えようとなるわけです(納期前倒し主義)。
以上のように制限を加えられるということは、ある程度の方向性を与えてくれて、
可能性を広げてられるチャンスなのです。
また制限があることによって、人間は初めて集中することができると
思います。
制限をプラスと捉えれるか、マイナスと捉えるかで
今後の人生は大きく変わってくるのではないでしょうか?
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