記事の深読みに注意
こんにちは、ナレッジネットワークの尾本です。
今回もメディアリテラシーの話をしますね。
新聞社や放送事業者などに、内外のニュースや各種の記事を提供する会社があります。日本で言えば、共同通信社や時事通信社ですね。先日、中国の地震がありましたが、あの情報は、中国の通信社「新華社」によって、提供されているものです。報道テレビなどを注意深く聞いてみると、「新華社によると…、ということです。」とアナウンサーが報道しています。これは、自社でカバーできない地域や分野は、通信社の記事を使っていますと、自社の独自情報でないことを公言しているのです。
国会や中央官庁の記事がどの媒体でも似ているな?と感じたことはありませんか?それは、共同通信社の記事を各社が使っているから、という意外と単純な理由なのです。そんな似たような記事が、ある大手新聞社だけ取り上げていないと、あの○×新聞社がそんなはずはない!と憶測しても、それもあまり意味がないことがあります。実は、独自で取材していたのに、先を越されて、悔しいから、記事を使わない、またその記事については、遥か昔に社説で、訴えていたので、使わないなど、取材能力の違いではなく、会社の都合だったりするのです。どこかの黒幕と癒着しているのでは?といった勘ぐりも楽しいですが、ハズレていることも多いようです。
ただ、事実を鵜呑みにして、真実を見極めることを忘れてはいけません。通信社といえども、国が違えば、文化も違います。謝罪は、罪であり、他者に内部事情を隠したいという特性は、報道にも反映されます。ロシアも放送局の株式を過半数持つことで、メディア統制をしています。真実を伝えようとした記者が、奇異な死にあっています。
何故、新聞くらいは、読みなさいと言われるのでしょうか?それは、その情報でさえ、末端の情報だからです。
我々に伝わる情報は、常に末端のものです。最低限、その末端の情報を使って、リテラシーを養わなければ、自分で判断することが難しくなる、ということなのです。
ピカソの絵も、モーツァルトの曲も、はじめは何も分からず、感じないかもしれません。しかし、訓練によってそれらの情報を自分に落としこめるようになります。
このメディアリテラシーも身につけておきたいですよね。
Posted by 尾本 晃史 2008.05.19 14:34:05
|
コメントを読む(0)|
トラックバックを読む(0) |
コメントを書く
コメント