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古賀です。
「なぜ働くのか」
田坂広志さんの著書です。
前にも、北尾吉孝さんの著書「何のために働くのか」を紹介しましたが、今回の切り口はもっと大きな視点、働くことに対する「思想」を元に投げかけられています。
本の最初の部分に「思想」という言葉を次のように表現してあります。
「思想」・・・現実に流されないための錨(いかり)
では、なぜ仕事に思想が求められるのか?
思想などというものを持たなくても、仕事は進んでいきます。
思想などビジネスの世界では役に立たない。
毎日、毎日の仕事をこなすので大変だ!
と感じる方もいるかもしれません。
では、なぜ、仕事に思想が求められるのか??というところから、この本は始まり、「生死を見据えた仕事の思想」について、語りかけられます。
もし、あと30日後に死ぬと医者に告げられたら・・・
きっと私なら、家族や親戚、友人、今までお世話になった人のところを周り、心から感謝の意を伝えていきます。
伝え切れなかった気持ち、普段なかなか言えない気持ちなどでも、もう恥ずかしがる事もなく自然と言えると思います。
遣り残した事がないよう、毎日1秒1秒を大切に、精一杯残された時間を生きていきます。
この本では、明日死ぬかもしれないとしたら、今のような気持ちで仕事に取り組んでいただろうか?という事を自分に問いかけられます。
たとえ30年後に死ぬとしても、30日後に死ぬとしても、死は決まって訪れます。
明日、死ぬかもしれない中で、二度と戻らないこの日をどのように生きるのか。。。
私は今、20歳にして、すぐに死を意識することができません。
しかし、同じく20歳でも、戦国時代を生きた人は死生観を身につけ、すでに精神的に成熟していたといいます。
「きけ わだつみのこえ」という本では、その太平洋戦争で学徒出陣した人の残した手記を見ると、とても20歳とは思えない、凄く深く人生を見つめていることがわかります。
彼らは、若干20歳といえど、常に死を身近に感じる環境の中で生きてきたのです。
この本を読んで、いかに死を意識しながら、日々を過ごせるか。。。
という点で、まだまだ自分に「覚悟」が足りないことを痛感させられました。
日々を本当に、死を意識しながら精一杯生きることができれば、私ももっと深みのある人間になれると思います。
生きていく中での覚悟、死を待つものの覚悟・・・
それを持っていかなければいけません。
私の言葉では、この本を読んだとき胸の奥にズシンとくるような、感銘は伝え切れませんが、この本の中の田坂さんの言葉は、ひとつひとつに重みがあります。
言葉一つ、仕事一つとっても本当に気持ちを込め続ければ、きっと相手にも気持ちが伝わるという事を、意識しながら、今から私も自分を変えていかなければなりません。
すぐに変わるとは思いませんが、挨拶一つにも、「今日もよろしくおねがいします」「ありがとうございました」「お疲れ様です」という気持ちを、思いっきり込めて、やってみようと思います。
私の挨拶に込められた気持ちが、相手にも伝わるようになるまで何年掛かるでしょうか。。。
その時はまた一つ、自分の人生に深みを出せていると思います。
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コメント
そのまま伝わってきました。
>明日、死ぬかもしれない中で、二度と戻らないこの日をどのように生きるのか。。。
そうですね。
私も20歳の頃は何にも考えていませんでした。
社会に出ると時間の経つスピードが早く感じます。
何となく仕事をして何となく生きていくと
気が付くとおじいちゃんになってて密度の薄い人生だったな〜と
思うのはちょっと悲しいですね。
本を紹介してくださってありがとうございます。
20歳という若いうちに、この本と出会えたこと、みなさんと出会えたこと、本当に感謝しています。
まだまだ、出来ない事ばかりですが、3年後、5年後、10年後には、きっと一回り大きな人間になれると思います。
仕事に慣れてくると、事務作業的にこなしてしまうようになってしまう人もいるかもしれませんが、私はすべてを本気で、全力で取り組める人間になりたい。
濃い時間、濃い人生を過ごせる様に、、、少しずつ変わっていきます。