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川添です。
加藤昌治著 『考具』のレビューです。

当社では、仕事のうち「考えること」「企画すること」がその多くを占めます。、
そのためアイデアを出し合ったり、新しい企画案を考えて実行することは日常茶飯事です。
しかし考えるためのツールや手法は意外に少ないかもしれません。
本書では考えるための道具、名づけて「考具」が豊富に紹介されています。著者は博報堂で広告プランナーを手がける加藤昌治氏です。
加藤氏は言います。
わたしたちは毎日何かアイデアを考え、企画にして、実行することで対価を得ています。しかしそのためのインフラ=考具の充実度はあまりに酷い。
今でこそ超人気プランナーである同氏ですが、博報堂への入社当初はまったくのアイデア欠乏症だったといいます。それからずいぶん悩みながら試行錯誤の末、考え出したたのが「考具」です。
全部で21の考具が紹介されていますが、個人的に気に入ったのを列挙しました。
●情報が頭に入ってくる考具
・カラーバス→色につられてヒントになるアイテムが集まってくる
・フォトリーディング→ネタの宝庫である本と雑誌から自分の好きな宝石だけ頂戴する
・臨時新聞記者→現場で取材し中学生に説明できるまで理解する
●アイデアが広がる考具
・マンダラート→シンプルなフォーマットから不思議なほどアイデアが出てくる
・アイデアスケッチ→落書き感覚で行う頭の自然に適った利用法
・連想ゲーム→アイデアは芋づるの先にぶらさがっておりとことん追求する
当然これらはあくまでツールにすぎませんので、継続的に満遍なく使ってみて自分に合うものを見つけ出し、かつそれを使いこなすことがそもそもの目的です。つまりはアイデアマンになること。同氏は本書の中で次のように述べています。
アイデアマンになるかどうかは後天的なものだ。置かれた環境よりも、自分の意識の方が大事である。
仕事上さまざまなプロジェクトに関わる中で、新しい企画を考案するなどことあるごとにキャッチコピー100本(3日くらいで)を自分に課すようにしています。ちなみに知人の広告マンは毎日50本のキャッチコピーを、別の知人の企画マンは毎日10個の新規ビジネスプランがノルマ化されているそうです。自分はまだまだです。
そういえば、当社が運営するBPSの講義の中で紹介された話ですが、製薬メーカーの小林製薬では新商品のアイデアを毎月全ての社員が提出するそうで、その数はなんと年間二万数千件にものぼるそうです。すごいです。
ただここまでくると完全に習慣化されて、「よし今回はこの考具を使おう」ではなく、無意識のうちにアイデアを生み出す思考回路になっているのかもしれませんね。
今日は当社主催の就活イベントの学生向けキャッチコピー100本出しの期限日です。
この本に紹介されている考具をフルに使い、“下らないけど面白いもの”をより多くひねり出してみたいと思います。
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コメント
今回川添さんがレビューを書かれた本を今度僕も読んでみようと思います☆
私もアイデアという感覚的なものは生まれながらのセンスだと思い込んでいました。もちろんそのような方々もおられると思います。
少なくとも私はもともとセンスなんて持ち合わせていないので、後天的に努力し続けるしかないと思っています。
お互いにがんばりましょう。