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<<《サポーター》その他>>失敗は成功の母
川添です。畑村洋太郎著 『起業と倒産の失敗学』のレビューです。

本書は、一度は企業として成長し、優良企業にまでのぼりつめながら倒産したベンチャー企業を「失敗学」という見地から徹底的に分析した本です。閉塞感がただよう日本経済を元気づけるためには「失敗」に学び、新たな創造や挑戦に乗り出すことが必要であると著者は訴えています。
単に精神論に終始するのではなく、なぜ失敗するのかという原因を失敗を引き起こす経営者の人的側面にフォーカスして下の10パターンに分類、そして各要因ごとに具体的な事例を挙げ、これでもかと詳しく解説しています。
≪失敗の人的要因≫
1.欲得
2.気分
3.うっかり
4.考え不足
5.決まり違反
6.惰性
7.格好
8.横着
9.思い入れ
10.自失
本書は「失敗しないためにはどうすればよいか」を説いているのではなく、むしろ失敗は誰でもするものであると認めた上で「失敗要因にはどのようなものがあるか」または「どう活かすべきか」を解説しています。
たしかに失敗しないようにとあまりに卑屈になっていては、とくに仕事の場合納得のいくような成果も出ないような気がします。結果はどうであれ、失敗を恐れず果敢に挑んだ学ぶべきことはたくさんあります。
人間である以上、「失敗は起こる、誰でもする」という前提を踏まえ、「失敗しても致命傷を負わないようにする。反省して次に活かす。同じ失敗をしない」など成功に近づくためのヒントが多く得られる本です。
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