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川添です。
テレビ東京の番組「カンブリア宮殿」にある兄弟経営者が出演していました。
リンクアンドモチベーション社長の小笹芳央(兄)とオンテックス社長の公也氏(弟)です。
兄の芳央氏は、成績優秀で早稲田の政経を卒業後、リクルートを経て起業。弟の公也氏は、元不良で中卒でプロボクサー。その後塗装職人として修行を重ね21歳で独立。
そして二人の会社はともに成功しています。
リンクアンドモチベーションは、創業から7年連続増収増益で去年東証二部上場し、学生から圧倒的人気を誇るコンサルティング会社です。求人倍率はなんと1,000倍という人気ぶり。
公也氏のオンテックスは、社員数750名、売り上げ100億円を超える塗装業界で日本一の売り上げを誇るまでに成長しました。
生い立ちも考え方も面白いくらいに正反対の兄弟。
社員の育成方法にいたっても、「褒めて育てる」と「鍛えて育てる」でやはり正反対です。
社員のモチベーションアップの方法にも大きな違いがみられます。
兄の芳央氏は、組織自体がサークルのごとくわいわいと明るい雰囲気で、それぞれ社員が各人を認め合うことによりモチベーションの向上を図るというものです。
一方の弟の公也氏の場合は、典型的な体育会系で、「忍耐・根性・気合い」によってモチベーションを高めるやり方です。
「モチベーションを人が与えないと上がらないのか不思議で仕方ない」
「子供を雇っとんのとちゃうねんから」
と兄の会社の育成方法に首をかしげていました。
もちろんどちらが良くて、モチベーションが高くなるなどとは、一概には言い切れないと思います。社風、企業文化などによると思いますので、それぞれに適したモチベーション管理が必要となってくるのではないでしょうか。
いずれにせよ両者とも「人」という資源をとても大切にする経営者だということに間違いはないと思います。
そうでなければ、求人倍率は1,000倍の人気企業になったり、売り上げ100億円を超える業界日本一の規模の企業になることはないでしょう。
褒めて伸ばすにしろ、スパルタで鍛えていくにしろ、社員教育への考え方をしっかりと持っており、風土や文化に適した教育スタンスによって社員を育てる企業こそが成長していくのではないでしょうか。
両社は対極のスタンスでありながら、「人」を大切にするモデル企業だと思います。
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