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川添です。
齋藤孝氏および梅田望夫氏による共著『私塾のすすめ』を読みました。

本書は、ぼや〜っとした人や苦悩に沈む人に光明を与え、同時にこれからの人生の道標としての大いなるヒントとなる一冊です。
以下は、私の腹に響いたフレーズやセンテンスです。
【斉藤】
・ビジョン、アイデア、スタイルの三つの概念を僕はふだんよく意識するのですが、まずビジョンがないことには、何も始まらない気がします。ビジョンすなわち、みんながこういうふうになっているといいなという映像みたいなものが心の中にあって、それを実現するためにいろいろなアイデアを作っていく。そのときに、戦う戦略の統合体みたいなもの、すなわちスタイルがあると強い。自分のスタイルがはっきりあると、アイデアをうみだしていってビジョンを実現するプロセスの中で、一種に美意識を感じることができますよね。
・僕は「自分のスタイルはこれなんだ」と感じられるというのが、幸福感の大きな要素だと思います。
【梅田】
・自分がやりたいことが相手に伝わることこそ稀なこと。加点主義というか、一個でもいいことがあったらそこをしゃぶりつくす。一つでもいいことがあれば、その人を肯定する。全員と切り結ぶ必要はないわけだから、合わない人がいるのはまったくかまわない。
・提案と自分の全人格は、まったく別のもの。提案はいくらでもできる。
これだけでも十分、ことばに深みがあります。
本書全体を通じ、二人の考え方の根の部分には共通する部分が多くあると感じられました。ちなみに両氏は偶然にも同じ1960年の生まれです。
しかし読むことによるインプット、レールのない現代を幸せに生き抜くための生き方の指針やそのために必要な心の姿勢は本書に任せておけばよいですが、それを実践し成果を出すために必要な考え方やスキル、人的ネットワークは、本を読むだけでは到底蓄積されません。
ビジネスプロフェッショナルスクール(BPS)は、ビジネスに本当に必要に必要な能力や考え方を学ぶための実践型のビジネススクールです。動機はかまざまですが、受講生の方々の十色の価値観に触れるだけでも視野が広がり、自分の思考や行動にも幅がでてきます。
いよいよ7月2日より第四期がスタートします。どのような出会いがあるか今から非常に楽しみです。
ちなみに今週末は第三期生を修了なされた受講生の方々との懇親会です。
修了してもなお同じ志向性をもった者同士が集まる雰囲気がそこにはあふれています。
BPSはいわば、梅田氏が本書や前著『ウェブ時代をゆく』で語っている「志向性の共同体」なのかもしれません。
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