【インタビュー】東京のIT企業で活躍する先輩に直撃!〜WAN15期 田中沙織さん

【インタビュー】東京のIT企業で活躍する先輩に直撃!〜WAN15期 田中沙織さん
こんにちは。WAN16期生の髙田理世です。

今回は、東京で出張OGインタビュー!!
WAN15期代表の田中沙織さんに、“約1年間の社会人生活を経験してみて感じること、考えること”を伺いました!

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1.田中沙織さんプロフィール
2.IT企業でどんなお仕事を?〜パートナー営業のお仕事って?
3.WANで学んだこと〜これからの社会で必要とされる「クリエイティブな仕事」とは?
4.WANに向いてる人ってどんな人?
5.「自分の居場所」を作る 〜アピール・PRをする意味
6.「学生と社会人に違いは無い〜「コミュニティとコミュニティの横断」とは?
7.沙織さんの目指すこと
8.WANからのお知らせ



1.田中沙織さんプロフィール



田中沙織(さおりん)


山口県下関生まれ。福岡の西南学院大学に入学するも、自分には心理カウンセラーは向かないと感じる。2年次よりNPO法人学生ネットワークWANで活動し、2017年には持ち前の強い責任感でWAN15期代表を務めあげた。現在は、東京のIT会社勤務で営業を行う傍ら、JASISA等の学生のメンターを務める。


沙織さんについて「もっと知りたい!」という方は、沙織さんが自身の情報やブログ・SNSをまとめたページをご覧ください!



2.IT企業でどんなお仕事を?〜パートナー営業のお仕事って?


沙織さん、お久しぶりです。
本日はお忙しい中取材を引き受けてくださり本当にありがとうございます!!


まずは、いまどのようなお仕事をされているのか教えてください!


私の勤めている株式会社パイプドビッツは「SPIRAL®」という自社サービスを提供している会社。
SPIRAL®は、ログイン機能、フォーム機能、データベースやメールといった部品を組みあわせて、業務アプリケーションをつくる開発基盤クラウドサービス。
これを使って、イベントの管理や顧客管理、アンケートやキャンペーンの仕組み、ワークフローの管理を一つの環境でつくることができるの!
個人情報を安全に管理できるから「情報資産の銀行」というコンセプトで提供しているよ。


そして私がいま担当しているのは、
パートナー営業というお仕事。
仕事の内容は、ビジネスパートナーとなる企業の開拓や、パートナー企業様の支援。
具体的にいうと、Web制作会社やシステム開発会社、広告代理店がクライアントに提案する時、
その提案の中にSPIRAL®を組み込んでもらっているよ!
だから私は営業として、そのパートナー企業を新たに見つけたり、パートナーになった企業のお手伝いをしているよ。

例えば、ホームページのデザインを得意とするWeb制作会社だと、個人情報の取得や管理は専門外で、そもそも提供しない、
または高いお金を払って外部に委託する会社も多い。
そこで、弊社のSPIRAL®を利用してもらう。
SPIRAL®を使えば、問い合わせフォームやデータベースをつくって安全に情報を管理できるので、個人情報漏洩対策ができるからね!

なるほど!SPIRAL®ってすごいですね!
ところで1日のスケジュールは、どんな感じですか?

1日に必ず2商談することが決められているので、メールの確認が終わったら、商談のための資料準備をしているよ。
この商談というのは、新規顧客の場合も既存顧客の場合もある。
1日に2つの商談するということは、そのためのアポを事前に取らなくてはいけないので、
商談が終わった後は新規顧客リストを作ってアポをとります。
また、商談がすすんでいる企業には、進渉の確認をします。

3.WANで学んだこと〜これからの社会で必要とされる「クリエイティブな仕事」とは?


お仕事をしていて、WANで学んだことだなと感じる事ってどんなものがありますか?

そうだね、最近、
「人間の仕事がロボットに取って代わられていくと言われている中で、それでも人間しかできない仕事であり続けるものが3つある
という記事をみかけました。

その1つ目は、ホスピタリティのスキル
ホテルとかに勤めると養われることだと思うんだけど、細かい気遣いとかね。お客様の喜ぶことをし続ける発想はロボットにはできない部分。
だからこそ、それをいかにやり続けることが出来るかって大切だよね。

2つ目がマネジメント
ロボットが人の意図を汲み取って心地よく働きかけながら会社全体の利益をあげていくようなマネジメントをする、ってまだ想像つかないよね。
正直「これはこうだからこうしてください」って正論を言うだけでよければすごく楽なんだけど、それでは人は動かないじゃない?
あと、仕事の優先順位がすごく高い人がいれば低い人もいる。
絶対定時に帰りたい人と夜遅くまで残ってでも仕事がしたい人のように。
そういった別の働き方をしたい人たちが同じ組織で仕事をしマネジメントするのはとても難しい。でもそれができないと組織は成り立っていかない。

そして3つ目が、クリエイティブなお仕事。
クリエイティブっていうと、デザインとか芸術が思いつくと思いますが、
実は営業とはものすごくクリエイティブな仕事であるということをWANの森戸理事長から学びました。
営業の仕事は、見込み顧客がそのサービスや商品を使っているイメージを、商談で相手の頭の中につくらないといけないので、
そこをクリエイトしているのが「営業」ということになるね!

おもしろい!営業がクリエイティブなお仕事だとは考えてもみませんでした!

うん、営業ならではの顧客の課題を発見して、仮説を立てて、それを提案していくっていう課題解決のスキルも、
これからの社会でかなり重要なことだと思います。
顧客は必ず、「プロ」だと思って仕事を依頼して、お金を払ってくれるわけでしょう?
WANの活動も協賛金をもらって実施できているので
プロ意識をもってやらないといけない。
そのためには失敗したら、なぜ失敗したか考えて改善する、という課題解決が必要になってくる。
だからWANで、3つの「ロボットに変えられないスキル」と、それをこなす「課題解決スキル」をつけておくとすごく役に立つと思うよ!

確かに、ロボットにはできないことこそ、まさに人間のすべき仕事であり、だからこそ成長し、やりがいを感じることができそうです。

4.WANに向いてる人ってどんな人?


沙織さんはWANに向いてる人ってどんな人だと思いますか?

私は、WANに向いてる人って、負けず嫌いな人だと思う。
人からうけた評価が悪ければ、それを素直に悔しいと思って、改善しようという気持ちがある人だね。
このくらいでいいやと妥協ポイントを見つけるのではなく、頑張らないといけないところでもうひと踏ん張りする理由をつくれる人は、
WANに加入した日から卒業するまでに、見違えるほどの成長を周りの人からちゃんと評価されると思います。

だから、活動している中で「何で〇〇しなきゃいけないの?」「〇〇とかする必要なくない?」
と思うことをしないといけなかったり、自分でやると決めたことなのにやる気が起こらないときもあると思いますが、
そこでやる意味を再確認して自分でアクセルを踏める人になってほしいですね。

5. 「自分の居場所」を作る 〜アピール・PRをする意味


これからのWANに頑張ってもらいたいことはどんなことですか?

もっと活動をアピールしていく事かな。いろんなことやっているんだからそれを発信する。

あ、私twitterをうまく使えないんです。。。沙織さんは結構ツイートされていますよね。自分が考えていることを発信してるだけなんだけど、
そうしていると、自分の考えに共感して応援してくれる人が現れたり、
周りの人が困った時に「あ、沙織に聞こう」「田中さんなら知ってそう」といって助けを求めてくれるようになることもあります。
そうすると、誰かに求められる・自分1人じゃないことを再認識できるので自分の居場所」を作ることができると思うんだよね。

確かに!自分の考えたことや調べたことを呟いても大した意味はないと思い込んでいました。

だから私は会社の中ではかなり情報共有している方だと思う。
これはこうすると早くできましたとか、ここにこんな記事があるから参考になりますよ、とかね。

情報共有!
それってチームで仕事する時、本当にキーワードになるんだなぁと最近強く思います。

うん、これもWANで活動していて学んだことだね。
情報共有していると、自分が得意なこととか、よく知っている分野を、自然と周りの人に知ってもらえると思って発信するといいよ!

6.学生と社会人に違いは無い〜「コミュニティとコミュニティの横断」とは?


ところで、社会人になって、学生の頃とは違うなと感じることってありますか?

実は、会社の研修で、「社会人と学生の違いは何か?」を答える機会がありましたが、私は「違いは無い」と答えました。
なぜなら、学生時代に起業する人も、会社に勤めながら大学で勉強している人もいるからです。
唯一違うのは、コアタイムがあるかどうかということかな。
一般的に社会人は9時から18時までは必ず仕事をしなくてはいけないけど、それ以外でするかしないかは自由。一方で、学生は何に使うか決めなければならない時間量が多いと思います。
その分、時間をどう分けるかがすごく大切ですね。

仕事とプライベートをはっきり分けている、という人の話をよく耳にします。

うん、そうやって時間を分ける人は多いよね。
けれど、そのプライベートの中には友達と遊んだりする時間もあるじゃない?
それももちろん楽しいんだけど、結局人と会うから、疲れてしまうなと思うこともあります。

だから最近私は、「コミュニティとコミュニティの横断の時間」「個人の時間」に分けています。
私の場合、「コミュニティとコミュニティの横断の時間」は、仕事、WANのOG活動、家族、友達・知人の時間で、
「個人の時間」は読書であったり、1人で作業をする時間です。

WANやビジップ、JASISAのような団体に所属している学生でいうと、
家族と学校とWANとバイト、これだけで4つのコミュニティに所属してるわけです。
そういった複数のコミュニティの間を行き来する時間と、
自分が1人になれる個人の時間に分け自分のバランスを保つことが大事です。
そして、時間は24時間しかないので、それぞれのコミュニティにどのくらいのコミット量で注力して行くか、
うまく割り振っていく必要があります。

なるほど、時間の使い方って大切なんですね。今自分がどんな時間割りをしているのか、振り返ってみます。

7.沙織さんの目指すこと


最後に、これからのビジョンとか目標を、伺ってもよろしいですか?

今はいち営業マンとして働いていますが、将来的には成績トップになってその部署で成果を上げる事です。
今の新人という立場だとなかなか養う機会がない「部下のマネジメント」の力を、JASISAの子たちと関わることで養っています。

あ、「1on1面談」ですね!情報発信していらっしゃるので、存じ上げています!(笑)

そうそう、「1on1面談」では、JASISAのインターン生と月に一回、一対一で会って話をします。持っているプロジェクトの進捗状況を聞いて、
ここをこうしたらもっと良くなる、ここが少しできてないんじゃないかな、といった指摘とアドバイスをしています。

仕事とは別に、自信を磨く時間として学生にアドバイスのサポートをしていらっしゃるなんて、素敵ですね。

わずかでも、自分に教えられるものがあって、少なくともそれを求めている人がいるのであれば、その人達の役に立ちたいって思うからね!

本当に、格好いいです!
沙織さん、本日はお忙しい中インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました!

 


 8.WANからのお知らせ


いかがでしたか?
WANを卒業後、このように活躍されている先輩がいらっしゃることを知ると、モチベーションが益々上がってきます!


学生時代にどれだけ出来ることを増やせるかが、社会に出てから非常に大切なのではないかと感じました。
そこで、、、

現在WANでは、負けず嫌いな学生大募集中!

WANは学校では決してできないような本当に魅力あふれる活動ばかり。
現在WANでは、社長に直撃インタビューを行い記事を執筆するプロジェクトや、
SNSを使って地域のイベントを応援するプロジェクトなどなど、様々な活動を行なっています。


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